髪に必要な成長因子を直接頭皮に浸透 HARG療法では、髪の成長に必要な成長因子を頭皮に直接浸透させていきます。通常1ヶ月に1回を6回継続して受けていただくことにより効果が得られる薄毛治療です。 札幌中央クリニックは日本医療毛髪再生研究会によって認定された医療機関です。北海道では札幌・帯広など3施設のみ治療を行っています。 認定施設である札幌中央クリニックと帯広中央クリニックは相互連携し、治療経験を生かしたHARG療法による女性の薄毛治療を行っています。
毛髪が育つのは、毛根部にある毛母細胞が主体となっています。HARG療法は、毛髪再生に有効な様々な成長因子を含んだ「HARGカクテル」を頭皮に浸透させることで毛母細胞に刺激を与えて発毛を促します。 成長因子のシグナルが伝達されることで、休止期にある毛母細胞が再び成長期へと移行し、成長期の毛母細胞はさらに活動を活発化させます。 つまり成長因子は 発毛のスイッチの役割を果たしています。
成長因子とは生物の体内において、特定の細胞の増殖や分化を促進するたんぱく質の総称です。 現在では細胞と細胞の間の信号物質として働くことが分かっています。 HARG療法による成長因子には毛包成長期の誘発効果のあるたんぱく質や、毛髪再生を促進させるKGF をはじめ150種類を超えるタンパク質(サイトカイン)が含まれています。
頭皮・毛髪の状態にもよりますが、HARG療法の治療期間はおよそ半年から1年がほとんどです。 通常1ヶ月に1回のペースで6回を1クールとして治療を行います。 つまり短期集中型の薄毛治療です。長期間に渡っていつもでも続けていく治療ではありません。 また治療終了から数ヶ月経っても効果が持続し、治療中よりもより改善してくる方もいらっしゃいます。
女性の薄毛治療は、「抜け毛の抑制」「育毛の治療」「発毛の治療」「ホルモンバランスの正常化」などヘアサイクルを整え、健康な髪に導く総合的な薄毛治療を行っています。ヘアサイクルを改善し、発毛のサイクルが整えば、それらを維持する治療に移行します。
薄毛が気になってから早い段階での治療を行うのと進行してから治療を行うのとでは、効果や経過も変わり、治療費用も変わってきます。ご自身の今の状態が気になる方、参考までにどういう治療があるのか聞きたい方など、薄毛に関するとこでしたらいつでもご相談ください。医師、薄毛専門カウンセラーより一人一人に合った薄毛治療をご案内します。
副作用:治療後の赤み・膨らみ、過敏症(掻痒感)、アレルギー反応、初期脱毛
HARG療法は、未承認医薬品であるため自由診療となります。HARG療法の製剤は、メトラス株式会社より輸入された製剤を使用しています。同一成分や性能を有する薄毛治療目的の国内承認医薬品はありません。
■日本国内文献
2010年 雑誌『形成外科』第53巻「脂肪由来幹細胞分泌蛋白を利用した毛髪再生治療」
2012年 雑誌『形成外科』第55巻「幹細胞由来因子の毛髪再生への応用」
■日本毛髪再生研究会によるHARG療法の文献リスト