サブシジョン

にきび治療のアグネス

にきびは炎症の強さにより凹みやクレーターなど瘢痕になることがあります。アイスピック型やローリング型、ボックス型に分けられます。にきびが多発し、繰り返してきた方はこれらが混在して見られます。サブシジョンは凹みの原因となる瘢痕組織を切断し、凹凸を改善する治療です。
くぼみや凹凸のにきび跡は瘢痕組織のため正常な組織ではありません。自然と正常組織に戻ることもありません。そのためできるだけ目立たなせなくするのが治療の目的となります。

にきび跡の種類

にきび跡は、凹みや盛り上がり、赤みや炎症後の色素沈着、肥厚性瘢痕やケロイド、脂肪萎縮などがあります。サブシジョンはローリング型やボックス型の凹み・くぼみに効果的なにきび跡治療です。

アイスピック型

アイスピックで突いた様な直径2mm以下で狭くて深い、V字型の凹み。凹みは真皮全層または皮下組織まで達しています。凹みが深いため、最も治りにくいにきび跡です。フラクショナルレーザーによる治療を行います。

ローリング型

皮膚表面の損傷により波のように見え、M字型の凹み。辺縁がなだらかでくぼみが広く幅は4~5mm程度。線維組織で表皮と皮下組織が癒着して引っ張られています。顔の表情の動きで凹みが強くなる場合は筋膜と癒着しています。

ボックス型

円形や楕円形で、辺縁が直角に近くくぼんでいる凹み、U字型。深さは浅い、深いの両方が見られます。表皮が瘢痕組織と一緒になっています。表皮下の硬い瘢痕組織にフラクショナルレーザーを照射し、皮膚の再生を促すことを繰り返します。

サブシジョンについて

サブシジョンはローリング型や大きいボックス型のにきび跡の原因となる真皮下の線維組織を切り離し、くぼみや凹みを改善する治療です。サブシジョンは針様の治療器具を皮下に刺入してにきび跡の瘢痕部位を切り、くぼんだ傷跡を改善させていきます。残った浅い凹みには、マイクロサブシジョンやフラクショナルレーザーの併用が効果的です。

サブシジョンの効果

治療はサブシジョン単独とヒアルロン酸注入を同時に行う方法があります。サブシジョンとヒアルロン酸を併用は、サブシジョンで広げた空間にヒアルロン酸を注入し、凹んだ皮膚をより持ち上げると共に、サブシジョンで広げた空間が再び癒着で閉じるのを防ぎます。
ヒアルロン酸の併用は、サブシジョンの1回の効果を高めることができます。ヒアルロン酸は徐々に代謝されて吸収されますが、その間に自己組織がその空間を補います。 ローリング型のにきび跡は、ボックス型と比較して表皮が比較的保たれているため、サブシジョンで癒着を剥がせれば改善しやすくなります。実際はローリング型・ボックス型・アイスピック型の混在が多く、大きな凹みはサブシジョンで改善しても、ボックス型の凹みはサブシジョンでは改善しません。そのため、フラクショナルレーザーなどの複合的な治療が必要になります。

サブシジョンはこのような方に
おすすめ

  • なだらかなくぼみのにきび跡
  • ローリング型のにきび跡
  • フラクショナル治療は何回か行ってきた

サブシジョンの施術について

治療時間 20~30分程度(範囲により異なります)
麻酔 局所麻酔を使用して行います。
ダウン
タイム
2~3日間
リスク・副作用 赤み・内出血・腫れの可能性があります。通常1~2週間で落ち着きます。
通院 1回の治療から実感がありますが、状態により2~3回の治療が必要になります。
その他 洗顔は当日から可能です。メイクは翌日から可能です。治療後は、保湿と紫外線対策を心掛けて下さい。

料金表

サブシジョン サブシジョン 1×1cm 16,500円
2×2cm 26,400円
3×3cm 52,800円
4×4cm 72,600円
5×5cm 92,400円
サブシジョン
+ヒアルロン酸注入
1×1cm 37,400円
2×2cm 58,300円
3×3cm 86,900円
4×4cm 116,600円
5×5cm 147,400円
  • ※表示価格は税込価格です。
  • ※範囲は左右組み合わせることが可能です。
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