
エルビウムヤグレーザーは水分に対して反応するレーザー治療機器です。従来の炭酸ガスレーザーと比べて水分の吸収率は約10倍あります。
水分にのみ反応することでほくろやいぼ部分だけを除去することができ、周辺の組織への負担を少なく、除去することが可能です。
そのため、治療後の色素沈着や瘢痕も軽減され、赤みのある期間も短くなります。
「ほくろ」や「いぼ(疣贅)」・「脂漏性角化症」除去に適したレーザー治療機器です。
ほくろについて
皮膚の色素細胞が増えことでできた良性のできものです.生まれつきのほくろや子供のときにできたほくろ,大人になってからできたほくろなど時期は様々です。色や形も黒色や茶色、シミに似たほくろ、平らなもの、ふくらんだものなど様々、身体のどこにでも見られます。
ほくろができたときは少し大きくなりますが、多くは直径が6ミリ以下です。初めは平らでも、少しずつ膨らんでくることもあります。顔では丸く膨らむことが多く、柔らかいのも特徴です。膨らんだほくろの色が抜けて薄く白っぽくなることもよくあ見られます。
エルビウムヤグレーザーの
特徴
エルビウムヤグレーザーの
治療イメージ
エルビウムヤグレーザーの
適応
- ほくろ・黒子・色素細胞母斑・母斑細胞性母斑
- いぼ・疣・尋常性疣贅
- 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)・セボケラ
このような方におすすめ
- レーザー治療でほくろ・いぼを除去したい
- 手術でほくろ・いぼを取るのに抵抗がある
- キレイにほくろ・いぼを取りたい
- 脂漏性角化症(セボケラ)が多くて目立つ
治療について
| 治療時間 | 2~3分程度(1ヶ所) |
|---|---|
| 麻酔 | ご希望により、局所麻酔の併用が可能です。 |
| 通院 | 通常は不要です。経過の診察は随時行っています。 |
| 再発について | ほくろは再発の可能性があります。通常は再発なく1回の治療で除去が可能ですが、大きいホクロや深いホクロはレーザーの削り取る深さに限界があるため再発する可能性があります。その場合は、2回目の治療により除去を行います。 |
| その他 | 赤みがある状態で強く紫外線に当たると色素沈着の原因となりますので、テープの貼付や紫外線対策を行ってください。 |
| 副作用・注意事項 | 再発・赤みの持続・色素沈着・傷跡・感染の可能性があります。 |
エルビウムヤグレーザー治療後の回復過程
| 治療直後 (当日~1日目) |
治療直後は、少し凹みのある状態になります。施術部位は赤みを帯び、透明な浸出液がにじむことがあります。 テープ保護と軟膏を塗布し、清潔を保つことが大切です。この段階ではかさぶたが形成され始めます。 |
|---|---|
| かさぶたの形成期 (2~10日目) |
数日以内に薄いかさぶたが自然に形成されます。このかさぶたが皮膚を保護し、内側で新しい皮膚が再生していきます。無理に剥がさず自然に脱落するのを待つことが重要です。 この期間は洗顔やメイク時に摩擦を避けましょう。 |
| 新しい皮膚の再生期 (1~3週間) |
かさぶたが自然に取れると、ピンク色の新しい皮膚が現れます。 まだ非常に薄く、紫外線や摩擦に敏感な状態です。遮光や日焼け止めや保湿ケアを丁寧に行うことで、色素沈着や赤みを防ぎ、きれいに治る可能性が高まります。 |
| 色素の安定期 (1~3か月) |
新しい皮膚は時間とともに肌色になじみ、徐々に周囲の皮膚と同化していきます。 個人差はありますが、1~3か月でほとんど目立たなくなります。体質や大きさや深さによっては、それ以上の期間が必要なこともあります。 赤みや軽い色素沈着が一時的に残る場合もありますが、時間とともに改善します。 |
| 回復を早めるためのポイント | 指で触れたり、かさぶたを無理に取らない 紫外線対策(日焼け止め・帽子など)を徹底する 保湿を継続する 必要に応じて再診で経過チェックを受ける |
料金表
| エルビウムヤグ レーザー |
1mm | 4,730円 | |
|---|---|---|---|
| 1mm(3mm以上のほくろ) | 5,500円 | ||
| 炭酸ガス レーザー |
1mm | 6,600円 | |
- ※レーザー治療:3ヵ月間の再発保証
- ※表示価格は税込価格です。
その他の除去
治療方法
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーの熱エネルギーによりほくろやいぼを除去する治療です。通常局所麻酔後に炭酸ガスレーザーを照射して「ほくろ」や「いぼ」、「脂漏性角化症」を削ります。主に大きさの大きいホクロや深いホクロが対象になります。
電気分解法
電気分解法は、電気の熱によってほくろやいぼを焼灼・除去する方法です。局所麻酔後に直接「ほくろ」や「いぼ」「脂漏性角化症」を削ります。







